われ貧しきを憂え道を憂えず

日々、どんなモノ・サービスに対して支出をし、どんな効用を得たかを記録したもの

19年度支出管理(7月度)

7月度の支出をまとめてみました。

 

7月度の支出は845千円

ハワイ旅行代の665千円という大きな出費がありました。その他の生活費は180千円でしたので、日常生活の費用は節約できている認識です。ハワイ旅行ではオプション代の支払いも今後かさみますので、引き続き管理していきたいです。

 

 

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19年7月度

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2019年度


 

19年度支出管理(6月度)

4-5月度に続き6月度の支出をまとめてみました。

 

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19年6月度

6月度の支出は328千円

定期代の62千円などの立替費用等々(会社経費)が1番を占めましたが、実質の負担額はゼロ。さらに雑費の67千円も母のフライト代を立替えしたものです。

従い、実質の自己負担は191千円でした。個人的に生活費は低く納まったと思います。

 

ちょっとリッチなハワイ旅行を計画しており、無駄な買い物はせず、いかに上手くお金を使うかを今後も心掛けていきます。

 

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2019年度

 

 

 

 

19年度支出管理(4-5月度)

我家では月々のネット代、ガソリン代と駐車場代(30千円)は嫁さんの予算になっております。

 今はまだ2人暮らしですが、今後家族が増えることを想定し、しっかりと予算を管理していきたいと思います。

ということで突発的な支出が終わった4月からの支出管理を記録として残します。

支出はほぼすべてがクレジットカード払いで、毎月支払い項目をcsvでダウンロードし、Excelに貼ってマクロで計算しております。

 

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19年4月度

 4月度の支出は374千円

何と言ってもiPhone Xs Max(134千円)のクレジット払いが大きく占めました。

それ以外は無駄遣いをせずに平均的な出費となったと思います。

 

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19年5月度

 5月度の支出は286千円

4月に引き続き娯楽費が1番大きくなりました。毎月のプロ野球観戦は我家の固定費だと思っているので致し方なし。また、嫁さんに誕生日祝いの出費(54千円)がありました。

 

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2019年度

 

 

 

安寧省「合肥」で出会った写真

中国に駐在しているときに観光で訪れた安寧省「合肥」。

三国志に登場する張遼が活躍した場所であり、下関条約で清国の全権大使としても来日した李鴻章の出身地でもあります。

 

日本史でも必ず登場する李鴻章

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李鴻章家族住宅

李鴻章故居(李府)は記念館のようになっていました。

そこに展示してある写真を丁寧に眺めていると、一枚の写真に目を奪われました。

 

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「淮軍入上海」

写真は淮軍(わいぐん)が上海を行進しているときの様子です。

18623月、太平天国(首都:南京)の乱によって脅かされた上海を警護するために、李鴻章が淮軍を派遣します。

淮軍は李鴻章が創設した安寧省一帯の地方軍であり、身分に隔てなく農民も参加していたとのこと。

李鴻章は英国の援助を得て、淮軍を陸路ではなく船舶によって長江を下って上海に派遣します。

 

 

同じく1862年の5月、

長州藩士の高杉晋作江戸幕府には内密で短期間ではあるものの上海留学をしていた時期と言われています。

 

高杉晋作は上海でこの淮軍の行進を見たに違いない」とふと思ったのです。

 

淮軍の行進を見て、彼は何を考えたのだろう?

当時の日本では正規の武士階層からなる軍隊しか存在しない。そんな時代に彼は帰国後に「奇兵隊」を立案します。「奇兵隊」の立案には何かきっかけがあり、この上海留学に何かヒントあったのではなかろうか?

 

そんなことを連想させる一枚の写真でした。

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その他「運兵合同」

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その他「下関」「春帆楼」

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その他「琉球問題」

 

我が家の電気使用量('18/6~’19/5月)


前回は東京ガスの電気料金「ずっとも電気1S」での節約実績を記しましたが、早くも来月から電気料金を東京ガスからシン・エナジーに切替えます。

尚、シン・エナジーでは電気使用量が3日間分しか管理できないため、1年前の電気使用量を振り返ることができません。従い、今後の分析用として東京ガスのアプリに蓄積された電気使用量1年分を全てExcelにまとめました。

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’18/6~'19/5月の月別電気使用量(kWh)

 

 実績

10kWh以上の電気を使用した日は黄色、15kWh以上で赤色の欄にしています。12月~2月までの間が特に色がついていることがわかりました。

・年間の電気使用量: およそ2,800kWh

・年間の電気代: およそ9万円

・電気使用量のピークは12(434kWh)1(421kWh)

 ⇒結婚式準備に向けて自宅で作業をする時間が多く、暖房器具を長時間使用したため

 

 

 所感

こうして1年分の電気使用量を月別に表記すると我が家ではピークが冬に迎えていたことやオフピーク時の2倍以上にピーク時の費用が増加することが確認できました。

今後、シン・エナジーに切り替えた実績や効果を投稿していきます。

親族22人で行ったグアム旅行の費用と反省

2019年1月、グアムでの挙式に親族20人と同伴しました。20代は仕事で西日本や中国の僻地を転々としており、ずっと親族と海外旅行に行くのが夢でした。両家親族が大集合し、とても貴重な時間を過ごすことができたので結果的には大変満足しています。

 

団体旅行というプロジェクトの実行には当然、コストと手間がかかります。

海外が初!という親族も多くいたので、我々のウェディングと合わせて20人分のパスポート管理やESTA申請等々、旅行関連はすべて私が手配しました。工夫して良かった事や苦労した点がございますので、親族との海外旅行を検討している方に有益な情報となれば幸いです。

 

 親族20人を含めたグアム旅行費用

ハワイよりもフライト時間が短く、安価に行けるグアムは海外初心者の親族にはおススメの旅先だと思い、グアムの地を選定しました。では親族をグアムに同伴する際の費用がどれくらいだったか?

我々新郎新婦を含めた22人のグアム旅費は下記のとおり、ずばり3百万円強でした。

 

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旅行の時期は1月後半、DELTA航空での往復便、Aグレードホテルでの費用です。各人によって2泊の方もおれば、有給を取得して3泊する方もいました。新郎新婦以外の部屋はスタンダードのツイン又はトリプルベッドでした。尚、この旅行費用には各家のツアーオプション費用や海外旅行保険は含まれておりません。

 振り返り

工夫した良かった事と苦労した点を振り返るとずばり以下の3点です。

 信頼と実績のある旅行代理店を選定すべし
 旅行条件書の”通信契約”を確認し、旅行代金はクレジット払いにすべし
 ESTA申請は自分で申請すべし

 

 

  信頼と実績のある旅行代理店を選定すべし

申し込んだ旅行代理店はウェディング会社より紹介された会社でした。

ウェンディングがメインであり、旅行はサブと我々は甘い認識をしていたので、他社を考慮せずに申し込みをしてしまいました。

 

出発が3週間後に迫った2019年の年明けに旅行代理店から申込内容書が送付されました。

内容を確認すると、親族には朝食が「×」となっておりました。誤記だと思い担当者に問い合わせると、間違いではなく「朝食無しで説明済み」との回答でした。

 

我々はJTBのパンフレットを渡され、JTBの特典について説明を受けたので、朝食はなしでもパンフに記載のJTBラウンジで軽食ができると認識していました。ところが旅行代理店からの回答では申込内容はJTBではないとのこと。「???。。。」

訳が分からず、直接担当者と打合せをすることにしました。

 

数日後の打合せで冒頭、旅行会社より説明不足があったとの謝罪がありました。

が、ホテルの朝食は25$/人で予約が可能との案内でした。20人 × 25$ = 500$(55,000円/日)。

2日で110,000円じゃないか!

 

案内ではなく旅行代理店で負担するよう要求したところ、1日目の朝食のみであれば提供するとのことでした。

 

2日目(20人):55,000円、3日目(8人):24,200円

3日目の親族8名分であれば、まぁ許容できるとしても2日目も負担してもらいたい。

従い、怒り爆発で2日目を要求しました。しばらくした後に担当者から了承の回答で、結果的に250$×20人×2日分の111,000円は旅行代理店で負担頂くことでなんとか合意しました。

(しかし、嫁さんは今でも全3日分を負担してもらうべきだったとの考えです。)

 

あくまで旅行はサブという我々の甘い認識も一要因ですが、旅行代理店は粗相の山でした(こちらからアクションしないとレスポンスがない、親族のオプション当選連絡が旅行日前日深夜、現地でHISのツアー内容であることを知るなど。。)

 

会社をWebで検索するとまだ旅行業務を取り扱って間もない会社であること知りました。

主力のウェディング事業に加えて新たに旅行業をセットで提案するようになったようです。仕事と同様に業務委託先としての与信確認や相見積などを行い、しっかり調査していれば良かったと反省しました。今後の教訓にしたいと思います。

 

  ESTA申請は自分で申請すべし

ESTA”とは”Electronic System for Travel Authorization”の略であり、アメリカの電子渡航認証システムというビザ免除プログラムの一つです。

 

親族2名は過去にESTA申請済でしたので、私の分と含め20人分のESTA申請を私が手続きしました。今回団体旅行を申し込んだ旅行代理店ではESTA代行申請手数料1人7,400円(20人で148,000円)とのことでしたので、すべて自分で申請し1人あたり14$(約1500円)でした。

 

代行手数料を払うくらいであれば、グレードの高いオプションを申し込む方が絶対に良いです。従い、ESTA申請は多少面倒でも自分で申請することをおススメします

 

<20人のESTA申請費用>

・旅行代理店の代行申請料: 148,000円

・自分で申請する場合の費用: 約30,000円

 

  旅行条件書の”通信契約”を確認し、旅行代金はクレジット払いにすべし

旅行を申し込むと通常は旅行条件書を提示されます。

支払いについて旅行代理店から当初一括振込を提示されましたが、旅行条件書をよく読むと「通信契約を締結することでクレジットカードでの支払いが可能」という記載があります。

 

これだけの金額をクレジット払いにできたら、3万マイルは貯まる!ので、クレジット払いを要求しました。

 

当然代理店から支払い限度額に問題がないかの指摘を受けましたが、事前にカード会社に支払い限度額(300万円)の引き上げについて承認を得ておりましたので、問題ありませんでした。

カード会社(SAISONさま)曰く、支払い額と目的が明確であれば、支払い限度額の引き上げは可能とのことでした。こちらも勉強になりました。

技術者として大村益次郎から学ぶこと

私の最も好きな本のひとつ司馬遼太郎の「花身」。

長州藩の田舎の村医者だった大村益次郎が、戊辰戦争で新政府軍を率い、近代日本陸軍創始者となっていく人生を描いています。

 

大村益次郎はあまり知らておりませんが、靖国神社の参道で構える立派な銅像になっている人物です。

 

当時の医術は蘭語を通して学んでおり、大村益次郎は大阪の適塾蘭学を学び、塾頭にもなっています。その技量をみとめられて宇和島藩士にとして雇われ、洋書の翻訳にあたります。

そこで彼は蘭語で書かれた軍事書物の翻訳を通し、海外の軍事技術を目の当たりにします。そして江戸の昌平坂学問所の教授にも抜擢されます。

 

そんな大村益次郎を見出したのが後の木戸孝允こと桂小五郎です。長州藩に仕え、軍事戦略を担う存在となります。彼は討幕感情に湧き立つ維新志士とは異なり、相手の数や武力を算術して実態を把握して戦略を練っていきます。

 

そして長州藩の滅亡に瀕する四境戦争に打ち勝ち、のちの戊辰戦争でも新政府軍を率いていきます。

 

同じ技術者として、モノづくりの精神だけでなく、金勘定と戦略を立案できる彼のようなエンジニアになりたいと感じます。

 

以下、花身から抜粋です。

「タクチーキのみを知って

 ストラトギーを知らざる者は 、

    ついに国家をあやまつ 」

 タクチーキ(戦闘術)

「決戦の術を示すの学にして,司令の専務である」

 ストラトギ—(将帥術)

「万里に貫通し,時勢を計り,政事に渉り,治乱興亡の理を明らかにし,国家の大計をたて,三軍の令をつかさどるものである。」

 

戦闘術に長けた現場の武将が統帥するのではなく、万里に貫通した全体を見通せる者が統帥するべき、との現世でも通用するマネジメント論だと感じます。

これからも先人の方から多くを学んでいきたいです。

 

写真は大阪時代に巡った「兵部大輔大村益次郎卿 殉難報國之碑」、場所は大阪府中央区。この地で蘭学を学び、そしてここにあった病院で亡くなります。

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大阪府中央区法円坂2丁目1番