われ貧しきを憂え道を憂えず

日々、どんなモノ・サービスに対して支出をし、どんな効用を得たかを記録したもの

親族22人で行ったグアム旅行の費用と反省

2019年1月、グアムでの挙式に親族20人と同伴しました。20代は仕事で西日本や中国の僻地を転々としており、ずっと親族と海外旅行に行くのが夢でした。両家親族が大集合し、とても貴重な時間を過ごすことができたので結果的には大変満足しています。

 

団体旅行というプロジェクトの実行には当然、コストと手間がかかります。

海外が初!という親族も多くいたので、我々のウェディングと合わせて20人分のパスポート管理やESTA申請等々、旅行関連はすべて私が手配しました。工夫して良かった事や苦労した点がございますので、親族との海外旅行を検討している方に有益な情報となれば幸いです。

 

 親族20人を含めたグアム旅行費用

ハワイよりもフライト時間が短く、安価に行けるグアムは海外初心者の親族にはおススメの旅先だと思い、グアムの地を選定しました。では親族をグアムに同伴する際の費用がどれくらいだったか?

我々新郎新婦を含めた22人のグアム旅費は下記のとおり、ずばり3百万円強でした。

 

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旅行の時期は1月後半、DELTA航空での往復便、Aグレードホテルでの費用です。各人によって2泊の方もおれば、有給を取得して3泊する方もいました。新郎新婦以外の部屋はスタンダードのツイン又はトリプルベッドでした。尚、この旅行費用には各家のツアーオプション費用や海外旅行保険は含まれておりません。

 振り返り

工夫した良かった事と苦労した点を振り返るとずばり以下の3点です。

 信頼と実績のある旅行代理店を選定すべし
 旅行条件書の”通信契約”を確認し、旅行代金はクレジット払いにすべし
 ESTA申請は自分で申請すべし

 

 

  信頼と実績のある旅行代理店を選定すべし

申し込んだ旅行代理店はウェディング会社より紹介された会社でした。

ウェンディングがメインであり、旅行はサブと我々は甘い認識をしていたので、他社を考慮せずに申し込みをしてしまいました。

 

出発が3週間後に迫った2019年の年明けに旅行代理店から申込内容書が送付されました。

内容を確認すると、親族には朝食が「×」となっておりました。誤記だと思い担当者に問い合わせると、間違いではなく「朝食無しで説明済み」との回答でした。

 

我々はJTBのパンフレットを渡され、JTBの特典について説明を受けたので、朝食はなしでもパンフに記載のJTBラウンジで軽食ができると認識していました。ところが旅行代理店からの回答では申込内容はJTBではないとのこと。「???。。。」

訳が分からず、直接担当者と打合せをすることにしました。

 

数日後の打合せで冒頭、旅行会社より説明不足があったとの謝罪がありました。

が、ホテルの朝食は25$/人で予約が可能との案内でした。20人 × 25$ = 500$(55,000円/日)。

2日で110,000円じゃないか!

 

案内ではなく旅行代理店で負担するよう要求したところ、1日目の朝食のみであれば提供するとのことでした。

 

2日目(20人):55,000円、3日目(8人):24,200円

3日目の親族8名分であれば、まぁ許容できるとしても2日目も負担してもらいたい。

従い、怒り爆発で2日目を要求しました。しばらくした後に担当者から了承の回答で、結果的に250$×20人×2日分の111,000円は旅行代理店で負担頂くことでなんとか合意しました。

(しかし、嫁さんは今でも全3日分を負担してもらうべきだったとの考えです。)

 

あくまで旅行はサブという我々の甘い認識も一要因ですが、旅行代理店は粗相の山でした(こちらからアクションしないとレスポンスがない、親族のオプション当選連絡が旅行日前日深夜、現地でHISのツアー内容であることを知るなど。。)

 

会社をWebで検索するとまだ旅行業務を取り扱って間もない会社であること知りました。

主力のウェディング事業に加えて新たに旅行業をセットで提案するようになったようです。仕事と同様に業務委託先としての与信確認や相見積などを行い、しっかり調査していれば良かったと反省しました。今後の教訓にしたいと思います。

 

  ESTA申請は自分で申請すべし

ESTA”とは”Electronic System for Travel Authorization”の略であり、アメリカの電子渡航認証システムというビザ免除プログラムの一つです。

 

親族2名は過去にESTA申請済でしたので、私の分と含め20人分のESTA申請を私が手続きしました。今回団体旅行を申し込んだ旅行代理店ではESTA代行申請手数料1人7,400円(20人で148,000円)とのことでしたので、すべて自分で申請し1人あたり14$(約1500円)でした。

 

代行手数料を払うくらいであれば、グレードの高いオプションを申し込む方が絶対に良いです。従い、ESTA申請は多少面倒でも自分で申請することをおススメします

 

<20人のESTA申請費用>

・旅行代理店の代行申請料: 148,000円

・自分で申請する場合の費用: 約30,000円

 

  旅行条件書の”通信契約”を確認し、旅行代金はクレジット払いにすべし

旅行を申し込むと通常は旅行条件書を提示されます。

支払いについて旅行代理店から当初一括振込を提示されましたが、旅行条件書をよく読むと「通信契約を締結することでクレジットカードでの支払いが可能」という記載があります。

 

これだけの金額をクレジット払いにできたら、3万マイルは貯まる!ので、クレジット払いを要求しました。

 

当然代理店から支払い限度額に問題がないかの指摘を受けましたが、事前にカード会社に支払い限度額(300万円)の引き上げについて承認を得ておりましたので、問題ありませんでした。

カード会社(SAISONさま)曰く、支払い額と目的が明確であれば、支払い限度額の引き上げは可能とのことでした。こちらも勉強になりました。