われ貧しきを憂え道を憂えず

日々、どんなモノ・サービスに対して支出をし、どんな効用を得たかを記録したもの

電気料金を東京ガス「ずっとも電気1S」に切替えた結果

私は日ごろ電力に関わる仕事をしておりますので、電気料金には非常に関心が高いです。

 

昨年の8月の支払いから東京ガスの電気料金とガスのセット「ずっとも電気1S」に切り替えました。ようやく1年弱が経ちましたので、2人暮らしの我が家でどんな効果があったかをまとめました。

 

「ずっとも電気1S」に切り替えた効果

 188月~195月までの10か月間の電気代で2,148円の節約となりました。

 「TOKYO GAS」アプリが非常に使いやすく、電気料金の管理が便利。

 ⇒日別の電気使用量を把握できるため、何月何日にどれだけの電気を使用したかが把握できます。電気料金が跳ね上がった月の原因分析が可能です。例えば、あの時は親族の集まりがあった、親が泊まりに来た、などの原因がわかり、電気料金が増えたショックが軽減できました。

 

  電気使用量(kWh) T社(¥) "東京ガス(¥) vs T社(¥)
2018年8月 146 3,018 2,986 -32.5
2018年9月 239 5,436 5,301 -135.7
2018年10月 221 4,968 4,853 -115.7
2018年11月 177 3,824 3,758 -66.9
2018年12月 177 3,824 3,758 -66.9
2019年1月 221 4,968 4,853 -115.7
2019年2月 434 11,045 10,436 -609.4
2019年3月 421 10,655 10,085 -570.0
2019年4月 332 7,983 7,683 -300.4
2019年5月 239 5,436 5,301 -135.7
        -2148.8

※基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金は含まず。

今後

「ずっとも電気1S」に切り替えた結果には概ね満足しています。ただ、まだ2人暮らしで電気の使用量も少ないため、切り替えによる効果は低い状況です。

 

今後家族が増えて電気の使用量が多くなりそうですので、引き続き他社の電気料金も検討していきます。直近ではシン・エナジーという会社の電気料金への切り替えを検討しています。切り替えの際にはまた投稿したいと思います。

我家の浴室リフォームの流れと費用実績

人生で浴室のリフォームをする機会は滅多にないと思います。

昨年2018年秋(9月)に浴室のリフォームを行いました。我が家の浴室リフォームの仕様検討から施工業者選定、工事立ち合いについて記します。

浴室リフォームを検討中の方の参考になれば幸いです。

尚、仕様のグレードはミドルレベルで、LIXILの『アライズ Zタイプ』です。

 

 

 

 

 

1、価格・仕様検討(5~6月)

 築20年ほどの我が家では冬場に浴槽のお湯がすぐに冷えてしまうことが悩みの種でした。

冬を迎える前にリフォームを行うことを想定し、5月頃から仕様の検討を始めました。

仕様については私の実家がPanasonicだったので、使い慣れたPanasonicでリフォームを考えました。

 

欲しい仕様、グレードは予算が重要な設計条件となるため以下の価格、仕様、納期のターゲットを設定ます。

 

 

仕様、価格、納期を設定すべし

何が欲しいか、いくら使えるかを明確にするため、以下のQCDを設定して目標を立てます。

Quality: 浴槽の保温機能、使いやすさ、Panasonic

Cost: 予算として100万円、ターゲットは80万円

Delivery: 9月末までに完工

 

仕様については、浴槽の保温機能はMust条件で、掃除のし易さや使い心地、嫁さんの嗜好を予算内でいかに満たすかがポイントとなりました。

 

ネット情報を収集すべし

浴室リフォームの相場と各メーカの仕様、商品名をネット上で簡単に調べます。いわゆるマーケットリサーチです。

 

リフォーム会社webページをリサーチすると戸建ての浴室リフォーム代は80~140万円程度が相場とのこと。一方で価格.comをみるとPanasonic「オフローラ」、LIXIL「アライズZ」などが70万円程度(工事費含まず?)となっていることを確認しました。

仕様やイメージ写真を集め、嫁さんとも相談して以下商品名の2点に絞りました。

Panasonic: 『オフローラ』

LIXIL: 『アライズ Zタイプ』

 

どちらもMust条件の浴槽保温機能は満たしており、同仕様での費用感はほぼ同じくらいになりました。私は個人的にPanasonicが好きなので、オフローラにしたい気持ちでした。

 

リフォーム会社の工事費用を参考にすると機器材料費と合わせて130万円強となりました。

アライズZ、オフローラともに予算100万円以上となり不安になりましたが、50%程度の割引が受けられるとの事例もあったので、80万円のターゲットは変えずにいくこととしました。

 

 

 

2、ショールームへ行く(6月)

ネット情報やカタログでもある程度の仕様やイメージを把握できます。

しかし、実際の浴室のイメージや各機器の使い心地はわかりませんので、LIXILPanasonicショールームに行って現物確認をしました。

 

 

我が家のケースでは、水栓のステンレス表面にできる水垢を嫁さんが気にしており、オフローラの水栓(ブラック)が気に入りそうな感触でした。

アライズZとオフローラではほぼ同価格でしたので、毎日使用する”水栓”の色や艶、使い心地において嫁さんが気に入った方に決めようと思いました。(事前にこの判断基準を設けた結果、現場でLIXILPanasonicかが決まりました。)

 

我家の確認ポイント4点

ショールームは予約不要で見に行くことができます。予約してショールームで仕様を決めて参考見積を提示頂くケースもございます。

 

気軽に言ってイメージだけ掴むことも重要ですが、何を重要視するかを事前に決めてから行った方が2度手間になりませんので、判断材料を明確にしてから足を運ぶことを私はおススメします。

 

・水栓、シャワーヘッド: 材質、使い心地や水垢が残らないかを触って確認する

・壁、床の色、模様や艶: カタログイメージと異なることが多いため色見本で確認する

・浴室: 深さや形状を実際に入って体感する

・ラック、排水口: 掃除する視点で確認する

 

 

ショールームに行った結果、LIXILのアライズZに決まりました。

私個人的にはオフローラで浴槽、水栓をブラックにしたエレガントな雰囲気が良かったのですが、嫁さんがアライズZの水栓(メタルマット調)を気に入りました。(オフローラのスゴピカ水栓白黒共に気に入らず)それをベースにLIXILで浴槽も壁も白を基調としたデザインに決まりました。

浴室については嫁さんの意見を尊重することになりました。

 

必ず相見積をとるべし

ショールームで仕様を決めましたが、最も重要な費用が決まっていません。

 

LIXILPanasonicの施工業者やリフォーム会社が現場確認に来て、浴室の解体・撤去の費用や搬入スペース等を確認し、工事費用を含めた全体の見積書を提出してくれます。

仕様を決めたからといって施工業者を決めず、必ず相見積をとって仕様と費用が揃ってから決めることが重要です。

 

また、現場調査の際に他メーカーの仕様と迷っていること、費用によっては切り替える用意があることを施工業者に伝えることで交渉を有利に進めることができます

 

我家ではLIXILの指定業者に対して、「我が家ではPanasonicも見積中であり、ぜひとも魅力的な提案をして欲しい!」と伝えました。

 

 

 

 

3、施工業者選定と価格交渉(7~8月)

我家では以下3パターンの見積を取得しました。

LIXIL指定業者の見積: ショールームで見積依頼後に現場調査

Panasonic指定業者の見積: ショールームで見積依頼後に現場調査

・リフォーム専門業者の見積(Panasonic/LIXIL): Web上で見積依頼後に現場調査

 

安さが売りのリフォーム専門会社に現場確認をしてもらうとLIXILPanasonicが工事費を含め742千円税込でした。

 

施工業者選定のポイント3点

我家の施工業者選定ポイントは以下3点です。

・マナー: 現場調査時の挨拶や近隣への配慮

・工事期間: 平日も含めた数日か土日2日間か

・価格

リフォームは機器売買だけではなく工事が伴います。自宅のプライベートなエリアでの工事となりますので、マナーは重要です。

 

我家のケースでは、

低価格を売りとしているリフォーム専門業者は費用的には魅力がありました。

但し、現場確認の際に粗相(挨拶がない、名刺もない)があり、工事期間が4日間でしたので参考見積として扱うことにしました。

一方で、LIXIL指定業者は基本動作(自宅に上がる前に挨拶と名刺の提示)とマナーがしっかりしていました。

現場経験のある営業担当が同伴し、信頼に足る対応でした。

解体・撤去時に発生する騒音対策や近隣住民の方への配布書面、事前挨拶も含めた提案でした。工事期間も土日のみで日曜夕方には入浴可能とのことでした。

 

素直に惚れていることを伝え、値下げをお願いする

LIXIL指定業者からの見積は822千円税込、Panasonic指定業者の見積もりは942千円税込でした。

LIXIL指定業者の見積: 822千円税込

Panasonic指定業者の見積: 943千円税込

・リフォーム専門業者の見積(Panasonic/LIXIL): 742千円税込

 

LIXILにぜひとも発注したいと思っておりましたが、提示価格にはやや不満でした。

追加オプション(スウィッチ付シャワーヘッド、縦長ミラー)も検討しており、841千円税込にUPしてしまいます。

そこで、

LIXILに対しリフォーム専門業者は75千円を切っており、Panasonicと悩んでいることを伝える一方で、LIXIL指定業者の対応に惚れていることを素直に伝え、リフォーム専門業者と同程度の価格になれば即注文することを表明しました。

 

数日後に来た見積がオプションも含め799千円税込でした。 

ターゲット予算、仕様、工事内容ともに満足であり、この見積内容で即注文することとしました。

 

f:id:GaoQiao:20190510230737j:plain

最終見積

 

 

4、工事(9月)

注文後は工事日程の調整を行います。施工業者に候補日を挙げてもらい、都合のつく日程を調整しましょう。

 

我家では予定通り9月内に設定することができました。

 

工事には必ず立ち会う

工事は施工業者にお任せではなく、自ら監督する気持ちで立ち会うことが必要と個人的に考えております。

LIXILの営業担当も土日両日ともに付き添ってもらい、注文者の私とLIXILの営業担当の目があることで下請業者の手抜き工事を少しでも防止できると思うからです。

 

また、20年使い続けてきた浴室の最後の姿を見届けてあげることモノへの礼儀だとも思います。

 

近隣への配慮

工事初日の朝、施工業者の方と周囲の方へ工事着手に伴う挨拶に伺いましょう。

土曜日の朝9時から解体・撤去作業でバリバリと音が出ますので、やはり周囲の方への配慮が必要です。

 

工事の流れ

初日の解体・撤去作業は概ね午前中で終わり、午後から配線・配管、浴槽の配置とパネル設置です。

我家の家の前の道路は交通量が多いため、大物機器の搬入が大変でしたが私も通行人のガードマンとして働きました。この日はあいにくの大雨でしたが、母親も立ち合いに来たのでタオルやら珈琲出しを手伝ってもらい、現場も順調に進みました。

 

2日目はラックや窓枠など細かい設置作業を行い、午前中で工事が完了しました。

その後、浴室の取り扱い説明と支払い処理(事前にクレジット払いを要望)を行い、完成図面や保証関連書類の引き渡しを行いました。

そしてその日の夜に気持ちよくお風呂に入ることができました。

 

 

5、まとめ

浴室リフォームのプロジェクトを終えて、仕事と同様に以下2点が大切と感じました。

・初期に設定した予算は変えない

・相見積をとって施工業者との価格交渉には一定の時間と労力をかける

 

また、最後に一言。

LIXILさまには本当に感謝しております。この場をかりて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

iPhone 7 購入から28ヶ月間の費用実績!

先月(’19/4月)28ヵ月間大切に使用してきたiPhone 7 32Gがメルカリで売れました。初の記事としてi Phone 7の購入から中古販売までの28か月間の費用実績をまとました。

 

iPhone 7 32G 費用実績

 ・iPhone 7 32G('16/12/29購入) -72,800円

・通信費用(28ヵ月) -54,862円

・中古販売利益('19/4月) +21,800円

計105,862円

 

f:id:GaoQiao:20190507225630p:plain

 

振り返り/所感

 2016年の年末、中国から帰国直後の非居住者であったため、iPhone 7を免税(72,800円)で購入することができました。 

購入時から2年後の中古販売を見越して、箱や備品はほぼ未使用で保管していました。

本体だけではなかなか高値で売れませんので、備品などキレイに保管することで高値で売れたと感じます。買う側にとっても備品がキレイな方を買いたいと思うはずです。

 

メルカリではもう少し高値の設定ができたかもしれませんが、販売利益2万円以上で満足しています。

通信費用はmineoのデータ容量3Gプランで契約しています。動画などはほとんど家でしか見ないため、3Gプランでも1G程度は余っており、今後もこのプランを継続する予定です。

 

その結果、本体代、通信費を含め月平均3,781円という概ね設計通りの費用実績でした。

 

2年後には同じように今使っているiPhone Xs Maxを中古販売し、月3,781円を維持したいです。

現状この方法が最もリーズナブルと認識してますが、もっとお得な方法がないかを今後も研究していきます。

自己紹介

はじめまして。ガオチャオ※と申します。

 

本日、2019年5月7日よりブログをはじめました。

 

テーマとしては支出したモノやサービスがどのようなコストで、どんな効用を得たかを記録していきます。

 

そして、そこで得た反省点を記事として公表し、少しでも役に立つ情報にしたいと考えております。

 

その他に電力事業、野球文化、日本史、中国駐在などなど

 

<プロフィール>

東京都出身。大学卒業後は大手電機メーカーで関西、西日本各地で設計・施工・調達業務に従事。その後中国に駐在。転職を機に帰国して東京へ。結婚を機に人生を再設計し始める。

技術畑で育ちましたが、金勘定もできてこそ一流のエンジニアだと信じてます。

 

※ガオチャオは中国語のGaoQiao(高桥)からきています。